今日の授業では測定工具について扱いました。特に中学1年の数学では正負の数で、「数直線」を学んだばかりなので、ノギスとさしがね/曲尺を中心に実習をしました。普段使っているノギスは1/20の精度で読み取れるものでしたが、海外のSpurtarのノギスは1/50の精度なので、バーニヤの目盛が長くなり読み取りにくかったかな?と感じました。小学生の手の大きさを考えると、プラスチック製の10cmノギスがよかったかと思いました。来週のクラスまでに検討します! 曲尺については、15cmの小さいものを用意しました。垂直な線が引かれていたので、丁度よかったと感じました。
けがきが終わったあとは、ちょっとだけのこぎり引きをして、卓上ボール盤を使った穴開けをしました。中学校の技術科でも定番の機械ですが、精度よくきれいに穴を開けるにはそれなりのコツがあります。開けた穴にキャスターを取り付けて本日は終了。当塾はデジタルファブが中心ですので、同様の作業をCAD/ CAMでデザインしてCNCミリングマシンで行いますが、事前に指先で学ぶことも大切だと考えています。※写真にある鉛筆は授業の最初にカッターナイフで「鉛筆削り」したものです。
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