テック塾では、ナイフで鉛筆を削ったり、のこぎりで切断したりもします。全部をデジタル加工機で行う訳ではありません。実際にやってみると、できないものです。幼少期の経験の違いが大人になっても影響しているように感じます。プラモデルやミニ四駆の世代のお父さん方とは明らかに違います。
今日はボール盤加工のあと、雌ネジ切りをやりました。万力とタップ、タップ回しは各個人に一つずつ用意しました。自分でネジを切るとドライバーの回し方も変化します。M2.6という小さなサイズですが、ギヤードモータの車軸を作るので真剣でした。
併せて、車輪の中心をどう出すか?つまり、円の中心をどう求めるかもホワイトボードの前で説明してもらいました。正方形の対角線によるもの、2つの円の接線の中心線に気づいたときは、分かったという顔をしていました!教科書の上だけではなく、実際のもの作りの場面で学ぶということは大きく違います。良い思った学習環境を常に考えて、今後も提供していきます。
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